• テキストサイズ

✴︎HUNTER×HUNTER短編集

第8章 レオリオ=パラディナイト



『もう浮気とか本当に意味わかんない!!』

「いや、だからちげーっていってんだろ!!」


第287期ハンター試験合格者

レオリオ=パラディナイト

国立医科大学大学生


そして、私の彼氏

ただいま、そんな彼氏と喧嘩の真っ最中です


『違う?!何が違うの!!いっとくけど!一緒に買い物してる写真だってあるんだから!!』

「それは、、、あれだよ。。」

『何よ!!』


私と目を合わそうとしないレオリオに苛立ちが募る

まだ、1回ならなんとか我慢ができる

だが、これで3、4回だ

怒らないでいられるわけがない

黙り込むレオリオと今にも殴りかかりそうな私を見たらカツアゲでもされてるのかってなるだろう


『もういい!帰る!!』

「っ!ちょっと待てよ!」


強く腕を引かる

いくら今はレオリオとそばに居たくないからと言っても女と男だ力の差がある

よって、私はレオリオの腕の中にすっぽりと収まってしまう


『離してよ!!どいて!今は一緒にいたくない!!』

「あ、あれだ。とりあえず落ち着け」

『落ち着け⁉︎よく言えるよ!誰がここまで私のこと怒らしてるの!』


暴れて暴れて暴れるもなかなか離れることができない

そんな自分にも苛立ってきて

その全ての苛立ちをレオリオにぶつける


「おめでとうございます!!」

『はぁ?!』


耳元で叫ばれたその言葉は今のこの状況と全く合っていなく驚いて抵抗することなど忘れてしまった

そのため先ほどよりも強くだかれる


「、明日誕生日だろ。その、お前が言ってた女とはプレゼントをだな、、、買いに行ってたんだよ。」

『レオリオ………』


今までの怒りが全て消え、残るのはレオリオに対する愛おしさだけ


「、、、今日はこのまま泊まってかねーか?」

『うん。そうする』


あぁ、後で怒ったこと謝らなきゃ

でも、まだいいよね

明日の誕生日まで




ずっとこのまま君にだかれていたいから

ーーーーーーーーーーーーーーーー

『レーオーリーオー。また、女と遊んでたでしょ!』

「や、あれはだな!」

『もう、誕生日も過ぎたし。プレゼントが必要なことってないよね?』

「す、すまん!!」

『許さないから!!!』



H27.2.7



/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp