第36章 3月3日
イタリア「ヴェ!
ちょっと待って!
俺、まだ神法と覚醒融合できてないよ~;」
ケイト「今更!?;
あ;そういえば説明してなかったっけ…;」
イギリス「どういうことをだ?」
ケイト「実は…
神器と神獣と覚醒融合できてさえいれば
自然を自在に扱いこなせるようになって
1秒につき、地球を10周できるぐらいだったでしょ?
自然が抵抗していれば
絶対に、そんなにはいかないんだ。
だから、既に
その気になりさえすれば、いつでも覚醒融合できるんだよ」
イタリア「えぇ!?」
ケイト「実は…
神器や神獣って言うのは
自分自身の心=護りたいという『想い』から
『自然の力』の働きかけを介して、生まれるものなんだ。
だから、
それらを覚醒融合できるほど扱いこなしたってことは…
自然の力の働きかけ
&
神器と神獣から発揮される、自然の力
両方を扱いこなしたことに繋がる。
だから、
神器と神獣を覚醒融合できたイタリアには既に
カルデラ湖を真っ二つに出来る力があるって見抜いたんだ」
ドイツ「なるほど。
つまり
自然の力を自在に扱いこなせたと言っても、過言じゃない」
日本「だから
5mの彫刻を細部まで細かく、容易く作り出せたんですね」
プロイセン「流石
俺が見込んだイタちゃんだぜ!^^けっせっせっ!」
イギリス「って待てよ…
自然の力=神法と、覚醒融合で一体になれるってことは…
既に、神器と神獣同士でも出来るってことか!?」
ケイト「うん。そうなるね。
どちらか一方でも出来さえすれば
それが
その覚醒融合のコツを掴むことのきっかけとなって
さらに、残った方の覚醒融合も出来るようになるから。
大変なのは、これから!」
その直後
その言葉に身構える皆さん。