第35章 自然祭
ドイツ「最後は俺たちだ!!!」
プロイセン「気合い入れていくぜ!!」
日本「はい!!」
ケイト「優勝するぞっ!!」
イタリア「皆でパスタ食べよう~!^^」
ドイツ&ケイト『…真面目にやれ!!;』
イタリア「ヴェ!;
優勝したらでいいから~;」
ケイト「優勝してから言ってね^^;」
ドイツ「とにもかくにも作戦通りに!全員散開!!(真剣」
ばっ
その直後
全員が配置につくと同時に
三角形を描くように立った
プロイセン、ドイツ、ケイトの炎が
正方形の中央上空へ、瞬時に集まると同時に爆発した。
それまで0.3秒。
それから0.8秒までの間に、配置を入れ替え
イタリア「イタリア魂~っ!!」
その言葉と同時に両手を広げ
水が大量発生させながら、風の力によって氷になった。
その彫刻は…
若きエヴァンと、ヴィッヒと、ケイトだった。
ケイト(ここからが本番だ!(両手を中央に))
ぽおぉ(球状に光を集中)
ばっ!(光を、ビーム状に散開)
そのできた全長5mの彫刻に、光が当たった瞬間…
生前の若きエヴァンそのものとなった。
要するに、生きている人と全く同じ状態になった。
日本(そして…ヴィッヒさんとケイトさんも!)
同じく、生きている人と全く同じ外見になった三人。
これから
何が始まるのかと、場内の全員が息をのんだ瞬間…
三人が、互いの中央へ手を伸ばした瞬間
どごぉん!!
目にも止まらぬ速さで
その手から出た火による爆発が起こった。
それは、ドイツとプロイセンとケイトによるものであった。
彫刻を動かすのは、イタリアと日本とケイト。
そうして始まったのは…
若い姿をしたエヴァンと
ヴィッヒと、ケイトによって執り行われる戦いであった。
それには、想いも含まれたものであり…
日本とケイトが戦った時に発していたものと
全く同じものを、感じさせられるようにしていた。
相手の攻撃が迫る切迫感、
戦闘時に放たれる威圧感、
俊敏すぎる動きに、
身をひるがえしながら、器用に他の相手を攻撃する戦闘法、
それは、時が経てば経つほど苛烈になっていき
目を見張るほど、凄まじいものがあった。
それまでに使用した時間、僅か1分30秒…