第27章 1月2日の新年会
2015年1月2日…
エヴァンヴィッヒ王国のベッドがどんなものか…
それは
島の外で言う最高品質のベッドよりも…
とても寝心地が良く、
ずっと寝ていたいと思わせられるほどの
温かさと、包み込む柔らかさがありまして…
ケイト「zzz」
ドイツ「すぅ。起きろおおおおおおおおおおおお!!!!」
ケイト「もうちょっと…(もぞもぞ」
風通しがよいため、熱がこもり切ることもなく
それでいながら温かいという感じなのでした…
潜り込むと…
まるで、
雲のような柔らかな中に入っているような気さえしてくる…
無論、
他の国の人たちが文句をいうことが全くないような代物で
それが
国民全員が持っている&瞬時に作れるというのだから
外国から来た人たちは、たいそう驚いたそうな…
スイス「修行の時間である!!
さっさと起きて、朝ごはんを食べ終われ!!!」
ケイト「スイスゥ〜;日本も寝てるんだからゆっくり;」
スイス「日本はとっくに起きて準備中である!!」
ケイト「うそん!?;
マジで…?;」
ドイツ/スイス「マジだ!/マジである!」
ちなみに、ベッドのサイズは全員共通して
『幅2m、長さ2m、高さ45㎝』である。
これはおまけですが…
エヴァンヴィッヒ王国で働く人たちの中には…
遅刻してくる人たちの大半の理由が
『ベッドが離してくれなかったんだ!』という人たちが
今も昔も
紀元前4万5000年から、後を絶たないのだとか…;
ドイツ「イタリアみたいだな…;」
そうなんです…;