第26章 新年会
2015年1月1日AM7:00
遺跡…
神殿前
アメリカ「すぅー
Happy New Year!!!!!」
そう堂々と叫ぶアメリカさんに対し…
子「?何だろ?」
親「気にしなくていいわよ。
新しい年が来たって言うだけだもの」
子「あー。去年の12月25日にしたよね」
普段と変わらぬ、
日常の風景が、そこにありました。
アメリカ「?喜ばないのかい?;」
ケイト「んー;正月っていう概念がないからさ;
この島では
一年って言う時間も、ちゃんと外の周期と同じなんだけど
その代わり、
外見年齢というか、体の年齢の年の取り方が違ってて
0年で0歳、1年で1歳、101年で2歳、201年で3歳って感じだから
たかだか一年程度じゃ
外見年齢には、ほとんど支障がないんだ。
だけど、
また一年生きることが出来たことに感謝するのは
『聖誕祭』で纏めてやってあるから、正月が無いんだよ」
アメリカ「なるほど!
たかだか一年過ぎたくらいじゃ、年に違いはないんだな!」
日本「つまり、
外で言う『クリスマス』+『正月』
=
『聖誕祭』ということですね」
ドイツ「つまり、1~100年が1歳
101~200年が2歳、201~300年が3歳か」
イタリア「世紀の数え方と同じだね~^^」
日本「100年=1年として計算してみると、
一年ごとに年を取る外の人たちにとっての『1年』が
ヴェルシャ人には、『3.65日』に過ぎないという事に…(汗」
アメリカ「なんだってーッ!!!;」
ケイト「ヴェルシャ人詳細については、次回に続くよ~」