第24章 変わらないもの
ケイト「私の心を、
闇にとらわれそうになっていた私を、
何度も救い出してくれた。
光を与え続けてくれた。
だから…お前がいなかったら、きっと死んでいた。
日本…本当に、ありがとう^^」
そう、隣にいる日本へ向いたまま
今まで身に起きた過酷な過去を思い返しながら
心から感謝すると同時に、
想いと共に、日本さんへと笑いかけるケイトさん。
それに、日本さんは頬を染めながら…
日本「//…私こそ、ありがとうございます^^
いつも、あなたがいてくれたから…
あなたが、いつも笑顔で…無邪気で…温かくて……
私を、支え続けてくれた。
愛を、教えてくれた…
それを忘れず、生き続けることの大切さを…
あなたは、身をもって教えてくれた…
どんな時でも…ずっと、愛を与え続けてくれた…
そんなあなたが、私は大好きなんです。
だから…どうしても、護りたいと思ったんです。
どんなものよりも…何よりも…」
ケイト「//」
日本「あなたは…ケイトは、大事な存在だから^^//」
ケイト「日本…//」
想いを、一つ一つ紡ぐように呟き…
それと同時に、ケイトさんに近付いて行き…
そして…
想いが交錯したように…
互いに、強く優しく抱き締め合い…
今までの想いを込めながら、唇を重ね合わせました…
日本「ケイト…
今宵だけは…
長く、時を共に過ごさせて下さい。
その…//
こういうことは、初めてですから//
あまり…//」
ケイト「いいよ^^//」
日本「!!//」
ケイト「日本なら、大丈夫だって信頼出来るから^^//」
日本「ケイトsごほんっ!(咳払い)
…では//」
ケイト「こっくり)//」
そうして…
初めて、長い夜を共に過ごす二人でした。
~第24章、変わらないもの・完~