第21章 合流
それから後…
様々な仕事を味わった皆は、
再び神殿の四階部分にある食堂で食べてから
お風呂に行くことに…
フランス「ケイトちゃんの所のお風呂って、どんなだろうなぁ~^^
俺たち、昨日は倒れ込むみたいに眠り切ってて、風呂は無理だったし」
アメリカ「楽しみなんだぞ!^^」
イギリス「楽しみ過ぎて暴れるんじゃねぇぞ?;」←眉ひそめる
中国「そうある!いっつも騒がしいあるからな!」
プロイセン「けっせっせ!!俺が、一番風呂だぜ!^^」
ドイツ「イタリア、勝手に違う所へ行こうとするな!」
イタリア「ヴェ;ごめんなさい~;」
西入口から北西へ向け、夜道を歩き続ける皆。
そして、300mほど歩いた先にあったのは…
滝があるお風呂だった。
ケイト「源泉はもっと熱くて凄い滝だけど…いく?」
フランス「行ってみたい!^^
だってさ…ここって、すっげぇ左右対称って言うか
すっげぇ綺麗で、美しいからさぁ~^^
見ててワクワクしてきちゃう!!//(拳握る」←興奮しまくってます
ケイト「わかった^^」
プロイセン「俺も行くぜ!」
スイス「我輩は、ここでいいである」
リヒテン「私も、このお風呂がいいです」
ケイト「解った^^
まず原理だけど…
地下水が、マグマによって温められて
逃げ道を失ったお湯が、
出口のある『高い所』まで上り詰めて
そして、今目の前にある高さ100mの崖から落ちているんだ。
ミネラル成分が豊富に含まれていて
『地層にしみ込んでいる水』や『土に入り込んだ海水など』が、
地下水の通り道に入って、
それから地熱によって温められているから。
その崖のてっぺんに、
そのお湯の源泉があって
温度は51度ぐらい。
そこから50m下の部分にも、
お湯のたまり場があって
そっちの方の湯は、45度ぐらいかな。
今目の前にあるのは、40度ぐらい。
山からすれば、やや北東側だから少し寒いけどね^^;
無味無臭の温泉で、飲むこともできるよ」
イギリス「通りがかった時、
岩山にしか見えなかったが…
東側から北西方向に行けば、見えたんだな…」
ケイト「うん^^」
そして皆は、
まだ続く説明に耳を傾けていました。