第14章 復活
そう叫んだ直後、
ケイトは自分以外を、ご神木まで飛ばした。
ご神木
アメリカ「ってて~;何なんだ一体?;」
イギリス「っつぅ~;随分荒い方法だな;」
ロシア「なんか、すっごく切羽詰まった感じだったけど
一体、どういうことだったんだろ?」
ドイツ「何か、黒い者を見たような気が」
日本「私も見ました」
フランス「なんか…すっげぇ怖いもんが;」
イタリア「ヴェ~;寒いし怖い感じがしたよぉ~;(震」
ロシア「ねえ、僕は遺跡に様子を見に行ってくるけど
ついてくる人たちっている?
といっても、この山から東側へ500m進めばいいだけだけどね」
イギリス「俺は…;」
フランス「ケイトちゃんのピンチってことには違いねぇよな;」
アメリカ「俺は行くぞ!」
イギリス「バカヤロウ!相手は邪神かもしれねぇんだぞ!?」
アメリカ「…確かに、怖い感じがミシミシしたけど
それでくじけてちゃ、親友じゃない!!
俺が惚れたからには、一生護り抜く覚悟なんだぞ!!!!」
日本「私も、僭越ながら力添えさせていただきます」
アメリカ「何言ってるんだい!君の役目だろ!!」
ドイツ「俺も行く。親友のピンチをみすみす見逃せられるか!」
イタリア「ヴェ;…よぉ~し!俺も行く!!
イタリア魂みせてやる!!!!(拳握る」
フランス「そう言いながら、白旗振るんじゃないぞ?;」
イタリア「ヴェ;…フランス兄ちゃん…武器ってある?;」
ドイツ「…一応、銃ならあるが」
イギリス「邪神にきくのか?;」
中国「さっぱりわからねぇあるな;
でも、このご神木の枝を切って持っていけばいいある!」
日本「それは一番やってはいけないことです!!;」
中国「やっぱりそうあるか;(溜息」←薄々わかってた;
アメリカ「なんにせよ!日本風に曰く、出陣だぞ!!」
皆『おお~っ!!!!!(拳振り上げ』
それに応えるように
ご神木が風に乗って、ざわめいていたことを
必死に遺跡まで走って行った皆は、知る由もなかった。