第4章 あの子
シェアハウスに連れていき、みんなにあの時の子だと説明した。
そして一緒に住むことにしていいかと言うと
みんな了承してくれた。
でも綾香ちゃんはなぜか反対していた。
もう逃げ道ないのに笑
そして綾香ちゃんが反論した時、ニノが
『じゃあ言いますけど、今親もいない孤独なあなたがこれから1人で暮らしていけますか⁇』
と言った。
俺はマズイと思った。
案の定、綾香ちゃんが出て行ってしまった。
『綾香ちゃん‼︎‼︎』
俺は叫んだ。
そして
『ニノ‼︎なんであんなこと言ったんだよ‼︎』
二宮『…俺、あんなこと言うつもりなかった。』
ゲームをパタンと閉じ、真面目な顔をして言った。
ニノは昔から心で思ってないことを言ってしまう性格だった。
そういうことか…
松本『あの子追いかけないとマズイよ』
そうだ‼︎ヤバイ‼︎
『行こう‼︎』
俺たちは走って外に出た。