第7章 嵐の飲み会 後日談
翌日。
いつもより遅く起きた私は、部屋の片づけをしていた。
結衣
「すごい惨状…」
至る所にお酒の瓶や缶が転がり、脱ぎ散らかされた服やお菓子の袋などで足の踏み場もない。
結衣
「よくこんな所で寝れるなぁ…」
皆そんな部屋で雑魚寝してる。
私は皆を起こさないように気をつけながら、なるべく音を出さないように片づけをした。
すると、すごい勢いで腕を引っ張られた。
結衣
「きゃ!」
私はバランスをくずすと誰かの上に倒れてしまった。
結衣
「ご、ごめんなさいっ」
慌てて退こうとしたが、ぎゅっと抱き締められて身動きがとれない。
結衣
「!?」
雅紀
「おはよう、結衣ちゃん♪」