第6章 嵐の飲み会
結衣
「も、もちろん好きですよ」
深い意味じゃないよね(汗)。
すると、和也君が私の顔に手を伸ばしてきた。
もう少しで触れられる、という瞬間、後ろから誰かに抱きしめられた。
結衣
「きゃあ!」
智
「ニノだけズルい!オイラの事も好き?」
智君、まだ少し酔ってるみたい。
結衣
「智君も好きですよ。皆さん優しくて格好良くて大好きです」
私は素直な気持ちでそう言った。
和也
「皆ですか…。まぁ、まだそれでもいいか」
結衣
「え?」
和也
「何でもないですよ~」
和也君にほっぺをムニッとされる。
結衣
「!!」
二回目だ…。
結構恥ずかしいぞ(汗)。
でもなんだか楽しいな。
皆でワイワイするのって久しぶり。
その日は、とても楽しい夜になりました。