第6章 嵐の飲み会
潤
「結衣ちゃん何か手伝おうか?」
結衣
「ありがとうございます。これも仕事なので気にしないで下さい」
雅紀
「結衣ちゃんかた~い。手伝いたいんだから何か手伝わせてよ」
結衣
「あ、はい、すみません。じゃあテーブルの片づけと、出来上がった料理運んでもらえますか?」
私がお願いすると、は~い、と言いながら片づけにとりかかる皆さん。
優しいなぁ。
優しくて格好良くて、本当完璧だよね。
…すぐからかうのは、困るけど。
勘違いしちゃいそうになるから、やめてほしい。
私はただの家政婦なのに…。