第5章 キスの嵐
は、は、鼻ですか…。
ニブいってどういう意味だろ。
私は鼻をこすりながら首をかしげた。
和也
「全然分からないって顔してますね。つまり…」
私の頬に手をふれる和也君。
ニコッと笑ってとても格好良い…。
私が見惚れてると、ほっぺをムニッとされた。
結衣
「!?」
和也
「私達は、あなたを結構気に入ってるって事ですよ」
???
なんか良く分からないけど、気に入ってくれてるなら嬉しいかも。
結衣
「ありがとうございます…」
和也
「(笑)!お礼言われると思わなかった。どういたしまして(笑)」
一瞬驚いた顔をしたけど、すぐにまた笑って手を振りながら立ち去っていった。