第4章 告白の嵐
あれから数日。
やっぱり皆さん忙しいようで、家にはほとんどいない日が続いている。
やっと帰ったと思ったら寝るだけだったり、撮影だけしてすぐまた別の仕事に行ったり。
なんか初日のにぎやかさが恋しいなぁ。。
そんな事を思いながら部屋を掃除していたとき、携帯が鳴った。
誰だろう?
ディスプレイを見てみると、叔父さんからだった。
結衣
「はい。もしもし結衣です」
佐武
『あ、もしもし、結衣ちゃん?どう?うまくやってる?』
結衣
「はい、お陰様で」
佐武
『今から嵐の時間が少しあいたので、結衣ちゃんとの撮りをしたいんだけど、いいかな?』
え?私との撮り?
それって私を口説くとかいうやつ…?
佐武
『悪いけど時間ないんだ。僕は行けないけど1時間後に皆行くから準備しといてね』
結衣
「えっ。叔父さ…」
ガチャン
切れちゃった…。
私との撮りって、あれ、やっぱり本気だったんだ(汗)
私で大丈夫かなぁ。
でも、久々に皆とゆっくり会えるのは嬉しいな。
撮影とはいえ私もいていいんだし♪
いつもは邪魔にならないように近づけなかったからな~。