• テキストサイズ

【黒バス】淡色の夢

第34章 背中越し


~弟サイド~

「なー。なんでそっち向いて寝てんだよー」
やっぱり離れて寝るとか無理だったんで、姉ちゃんの布団に居座ってる。
背中向けて、ふてくされてる?実は期待してたとかー?
「もしかして、あのまま続きしたかったとかー?」
「ば、ばか!」
「姉ちゃん、はじめてなんだろ?」
あれ?返事ないけどはじめてだよな?
違ってたら和君泣いちゃう!
「姉ちゃんが高校入ってさ、俺は中学でさ…すげー心配だった」
「…どうして?」
学生ってさ、1つの歳の差ってでかいと思う。
「高校生ってすげー大人なイメージだったからさ。誰かに取られるんじゃねーかって」
「和成…」
俺もまだまだガキだけどさ…
「すっげー好き。絶対離さねー」
「…大丈夫だよ。私はずっと和成が好きだったんだから…」
後ろから、力いっぱい抱きしめた。
大好きな人を抱きしめて眠れるって、幸せだよな。
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp