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【黒バス】淡色の夢

第20章 不意打ち


~姉サイド~

「ヘアピン、つけてやるからこっち向いて」
そう言われて和成の方を向くと、
耳を出すように髪をかき上げてとめてくれた。
「うん。やっぱすげー似合うぜ!」
「ありがとう」
ちょっと照れくさいけど、やっぱりうれしいな。
はじめての、彼氏からのプレゼント。
「やべぇ…マジ可愛い…」
何か呟いた和成に、不意に耳元にキスされた。
「な、なに?!」
とっさに、後ずさろうとしたら抱きしめられた。
「今度は逃がさねーぜ?友里…好きだ…」
耳にかかる吐息が…熱い…
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