イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第6章 勉強会【遊び人宮廷官僚レオ/R18】
若い貴族たちは
興奮したように前のめりになり
マスク越しでも分かるほどの好奇の視線が
サラの上半身に絡みつく。
『……っ』
サラは瞳を潤ませながら
小声でレオに抗議した。
『レオ様、たいしたことしないって…』
微笑んだまま
レオも小声で答える。
「たいしたことしてないよ。
下着なんて、水着とたいして変わらないし。
服は後で新しいのを用意するから」
『そんな……こんなの、無理に決まってます…』
「そっか…
恥ずかしがり屋なんだね。
可愛いな。
でも今、君が居なくなると本当に困るから。
悪いけど協力して?」
レオは優しく微笑むと
ブラウスの切れ端で
サラの口に猿ぐつわを咬ました。
『っ……』
[そんな…ひど…]
サラは
絶望感を味わいながらも
「静かにしててね。
大丈夫。
優しくするから」
ぞくり
耳元で響く
レオの妖艶な囁きに
背中を震わせた。