第5章 はじめちゃんの前で犯されて……
「ひんっ、あ……んんっ」
呼吸が乱れて、目の前にあった脱ぎ捨てられた及川さんのジャージを掴んで掻きむしる。
「もっと強いの、欲しい?」
腰だけを高くあげて、バックでガンガンと揺すられる。
「あっ、やっ、あっ、あ……」
ずん、と深く突かれた。
背中に、ぱたぱた……っと及川さんの汗が落ちてくる。
「ああん、あん、あっ!」
いつのまにか自分で腰を揺らしている自分がいる。
「ウブそうな顔してるけど、大胆だよね……淫乱だ、君……」
「…ち、ちが……あっ、あん!」
鋭く深い突き上げに、腰が痺れる。
汗にまみれた肌の臭い。
熱い身体。
私を追い詰めるような、及川さんの舌と指の愛撫。
卑猥で……
でも、気持ちいい……
朦朧とした目で、ドアの方を見ると、まだはじめちゃんはそこにいた。
さっきより、顔が良く見える。
もうちょっとはじめちゃんの立ち位置がずれれば、確実にこっちが見える位置……
「あ、そろそろ岩ちゃん、気がついちゃうかも。俺に抱かれてよがってる幼馴染を見たときの岩ちゃん、なんて言うんだろうね」
抱き起されて、及川さんのオスがぐいっと私の奥の奥を突き上げた。
「ひゃあぁああっ……!」
……だめ
それ以上したら、壊れちゃう……
「ほら、君のココ、まる見え」
膝立ちのまま、パンパン抉るように突かれて目が眩む。
「いつもより感じてるでしょ?」
「…ち、ない……」
「うそ。俺のこときゅうきゅう締め付けてるよ。見られそうで、スリルでよけい感じてる」
「ち、……が、はあぁ……んっ」
激しく抱かれるのも。
弄ぶように抱かれるのも。
いつものこと。いつも……
でも……