第40章 灰色のジャージ
烏養
「よし、じゃあ軽くフォーメーションの確認するぞ」
全
「オース」
さてさて、私も仕事─
森
「烏養さん!」
梢
「チス!繋心先輩!」
─と動く前に驚きに止まってしまった。
烏養
「おお!森!…と、梢」
梢
「Σ私ついで⁉︎」
何で、梢が居るの…
森
「コレ、今日の試合っス」
森さんがDVDを2枚、梢がノートを一冊コーチに手渡した。
コーチが撮影と記録を頼んでたのかな?
烏養
「おーっ、サンキュー!」
森
「カメラは滝ノ上さんに返しときました」
烏養
「スマン!助かる!今度奢る!」
森/梢
「ヤッター!」