第38章 IH予選─VS伊達工業高校─
〜暦 side〜
田中
「ホァラァァア んドゥス‼︎」
ズドッ
龍先輩のスパイクが決まった。
烏野
「っしゃァァ‼︎」
暦
「龍先輩、ナイスキー‼︎」
戦況は、16対13で烏野のリード。
1点差2点差を繰り返してたけど、これで3点差だ。
まあ、中々引き離せれないんだけどね。
「はやくはやく!」
「良かった、男子の2回戦まだやってる!」
「凄い。伊達工に勝ってる…!」
烏野女バレの人達が、やって来た。
って事は、もう敗退しちゃったのかな…
その時、誰かに肩をポンと叩かれた。