第37章 水色のジャージ
田中
「部員多いチームって、それだけで強そうだよなー。あんなにズラーっと並んで応援とか、正直羨ましいわ」
確かに、応援されると燃えるもんな〜。
茂庭
「─伊達工…ファイッ!!!」
伊達工
「ォオ"ィ‼︎」
ダァンッ
⁉︎何⁉︎なんか揺れた⁉︎
茂庭
「ランニングー オ"ーエッ」
伊達工
「オ"ーエッ オ"ーエッ‼︎」
鎌先
「声出せェ‼︎」
伊達工
「ォエ"ーイ」
だ、伊達工のアップの声出しか…
怖ッ‼︎
暦
「………」
選手の声出し、観覧席からの声援とメガホンを打つ音…体育館内に響き渡ってる…
呼び出しがかかり、澤村先輩が審判の元に向かった。