第34章 士気120%
…嫌な予感。
暦
「何やってるんですか⁉︎(小声」
田中
「Σうお、暦!」
暦
「ラジカセなんて、何に使うんですか?」
西谷
「クソ…邪魔させる訳にはいかねえ‼︎」
暦
「え、う…わわわっ⁉︎」
両腕を龍先輩と夕先輩に掴まれ、後ろ向きに連行される。
何何何⁉︎
田中
「いいかお前ら!暦に邪魔されないよう、しっかり押さえとけよ!」
日向
「ハイ!」
と、翔陽達に私をパスすると、龍先輩達は舞台袖にラジカセの元へ戻って行った。
暦
「─って、何する気ですか⁉︎」
動こうとしたら、翔陽達に止められた。
田中
「許せ暦!感動、それは共感!全校生徒の注目と応援というパワーを、ちょっとずつ集めて超巨大応援を得る為に、そして勝利へ向かってブッちぎる為にも…俺達は今日、敢えて邪道!そう、茨の道を行く!」
だから、何する気⁉︎