第33章 雑誌とIH
─翌日・昼休憩
蛍と忠は、早々に昼食を済ませると、教室から出て行った。
朝に何をしてるのか、問いただしてみたけど、教えてはくれなかった。
…何か、悲しくなってきた。
よし、調べよう。
教えてくれなかったけど、追求するなとは言われてないし!
思うが早いか、私は教室を出て蛍と忠を追いかけた。
うーん、何処行ったんだろ?
そこへ、前方から武田先生が歩いて来てた。
なんか、元気無い?
暦
「武田先生、」
武田
「鳴宮さん、どうしました?」
暦
「先生が、元気無さそうに見えて…何かありましたか?」
武田
「あー…先程、月島君と山口君に会いまして…」
蛍と忠!何か情報が貰えるかも…