第33章 雑誌とIH
暦
「?皆さん、どうしました?」
なんか皆の背後に炎が見える…←
日向
「…これを倒さないと、音駒とは戦えない…(それに、暦が取られる!←)」
烏養
「コラコラ、白鳥沢だけが強敵じゃねーぞ」
日向
「コーチ」
菅原
「他は…去年のベスト4とかスか…?」
烏養
「それも勿論だが…今年は、他にも強敵が居る」
コーチが、ジャージのポケットから紙を取り出した。
烏養
「そうだな…先ずは─守りと連係に優れた『和久谷南』高さはそれ程でも無いが、レベルの高いレシーブで兎に角拾って繋ぐ。
去年から主力だった、中島猛が3年になって、チームの完成度が一段と増してる。
─あとは、今言った和久南とは別のタイプで守りの堅いチーム…“鉄壁”の一言に尽きる─『伊達工業』」
東峰
「!………」
烏養
「どこよりも高いブロックを誇るチームだ」
東峰先輩が微妙な顔をしてる…?