第32章 私の経歴
〜梢 side〜
部員君達が、鳴宮暦の記事を見て、暦に目を向ける。
澤村
「鳴宮、これ…お前なのか?」
恐る恐ると、澤村君が暦に問う。
暦
「……ハイ」
日向
「暦っ、これど…これって、どういう…えぇ⁉︎」
日向君は、驚愕の余り言葉を紡ぎ切れてない。
田中
「暦なのか、この写真‼︎凄えな‼︎」
田中君は、只々驚愕してる様子。
影山君は余り驚いてなくて、月島君も比較的落ち着いてる様子。
山口君、縁下君、木下君、成田君はかなーり動揺してる。
菅原君と東峰君、それに清水ちゃんは、雑誌と暦を何度も見比べてる。
そんな中…
西谷
「──暦‼︎」
西谷君が、力強く暦の両肩を掴んだ。