第31章 赤色のジャージ
そして、皆が整列した。
澤村/黒尾
「挨拶‼︎」
全
「ありがとうございましたーーっ!!!」
いよいよお別れか〜、寂しいな〜。
孤爪
「またね、暦」
暦
「ハイ!また会いましょうね、研磨さん!(ニコッ」
孤爪
「!……」
いきなり、研磨さんに腕を引かれ─頬にキスされた。
暦
「!!?////」
ハイ⁉︎頬に‼︎今‼︎何⁉︎(←パニック)
研磨さんて、こんな事するキャラなの⁉︎及川さんじゃあるまいし‼︎←
暦
「////な、何で…」
研磨さんは赤い顔でクスッと笑うと、そのまま音駒の人達の元へ戻った。
皆は、赤色のジャージの背中が見えなくなるまで見送ってた。
私は、音駒に手を振りながら、ボーッとしてた。
…顔が熱い。