第31章 赤色のジャージ
黒尾
「(ガッシガシ」
暦
「黒尾さん、1日に何回ひとの頭モサモサにすれば気が済むんですか」
黒尾さんに、また頭を撫でられてる。
黒尾
「お前相手には何度やっても、済まねえな」
暦
「Σなんで⁉︎」
嫌がらせか‼︎
頭から手を退かせると、グッと肩を抱かれた。
暦
「セクハラです」
黒尾
「お前、このまま音駒に来ねえか?」
何言ってんだ、この人。
暦
「行きませんよ」
黒尾
「じゃ攫うか(ニヤッ」
イラッ
あ"ー、このニヤリ顔めっちゃ腹立つ!
暦
「冗談はトサカ頭だけにしてください」←