第4章 レシーブ練習
態々届けてくれたんだ…
山口
「ありがとう!」
見た目通り、真面目な人みたい。
山口
「えっと………ごめん、名前なんだっけ?」
暦
「鳴宮暦」
名前覚えてなくても嫌な顔せず、鳴宮さんは自己紹介をしてくれた。
暦
「よろしく、山口君と月島君…だったよね?」
鳴宮さんが、俺からツッキーに視線を移す。
月島
「…何で知ってんの?」
暦
「初日の自己紹介で、覚えてたから」
まさか、もうクラス全員覚えてたりするのかな…
山口
「眼鏡同士仲良くしなよ、ツッキー」
鳴宮さん賢そうだし、ツッキーと話とか合うかも!
月島
「こんなダサいのと一緒にしないでよ」
暦
「(ムカッ」