第30章 好敵手
第2セット開始
ド ドッ
翔陽の速攻が、走にブロックされた。
犬岡
「っし!!!」
「ナイスブロック犬岡‼︎」
暦
「走ナイスー!」
烏野の皆焦ってるな〜…
翔陽にとっての唯一の攻撃を止められたんだし、そりゃ焦るよね。
猫又
「アンタの心境はどうだ?」
暦
「え?」
猫又
「今はウチに居るとは言え、あの10番を止められて何も思わない訳ではないだろう?」
暦
「まぁ…確かに、困ってますけど…ショックではなかったです」
猫又
「ほう?」
暦
「私も、翔陽が相手だったらどう止めるか…止める方法は、ちゃんと考えてたので」
ほぼ確実に攻略出来る策を。