第29章 練習試合─VS音駒高校─
凄いな、研磨さん…
司令塔より知将のがしっくりくる感じだ。
孤爪
「確かにあんな攻撃、最初見た時は誰でもびっくりするんだと思う。俺もびっくりした…」
私は、あまりそんな風には見えなかったけど…
孤爪
「でも、最初クリア出来そうにないゲームでも、繰り返すうちに、“慣れる”んだよ」
犬岡
「……」
猫又
「あの9番10番は、言わば──鬼と、その金棒」
そう言えば、澤村先輩が飛雄と翔陽を撃手とバズーカに例えてた事あったな…
うん、どっちもしっくりくる。←
にしても…
猫又
「先ずは鬼から、“金棒”を奪う」
複雑な気分。
今は音駒に居るとは言え、味方の攻撃を攻略しようとされてるんだもんな〜…