第28章 憧れとの対面
黒尾
「──俺達は血液だ。滞り無く流れろ。酸素を回せ。“脳”が、正常に働く為に。行くぞ」
音駒
「あス‼︎」
うおお…
暦
「なんですかそれ!(ブフーッ」
血液とか脳とか…何⁉︎(笑)
孤爪
「クロ…今のやめない…?なんか恥ずかしい…暦も笑ってるし…」
山本
「なんで!いいじゃねーか、雰囲気雰囲気!」
海
「自分らへの暗示みたいなモンだ」
黒尾
「──という事だ」
孤爪
「……」
研磨さんが、チラッと見て来た。
爆笑してちゃ悪いか。
暦
「いやー、カッコイイと思いますよ!」
孤爪
「……」