第28章 憧れとの対面
選手がウォームアップをする中、私はスポドリの準備に向かう。
水道で潔子先輩に会った。
暦
「潔子先輩!」
清水
「暦ちゃん。そっち大丈夫?」
暦
「ハイ、皆さん良い人そうなので」
清水
「こっちは、暦ちゃんが居なくて少し大変だよ」
なんですと⁉︎
暦
「皆、寄って集って潔子先輩に迷惑かけてんですか⁉︎」
清水
「そういう訳じゃなくて…」
暦
「⁇」
清水
「日向と山口はいつも以上に落ち着きないし、影山と月島はピリピリしてるし、田中と西谷も…」
え、何?最後の潔子先輩の顔…
清水
「まぁ、そんな感じ」
さいですか…