第28章 憧れとの対面
黒尾
「おいおい暦〜、早速ウチの1年をタラシ込むとは、いい度胸だなァ」
暦
「誑し込む?何でそんな考えに至ったんですか?」
黒尾
「暦が笑うと大抵の男の子は落ちてしまうんですよ」
なんのこっちゃ。
暦
「よくわかりませんが、妄想はやめてもらえますか?」
黒尾
「現に研磨と芝山落としたろうが」
暦
「⁇」
黒尾
「(鈍感か…面倒くせー)まぁ、いいわ」
訳分からぬまま、黒尾さんに放された。
他の人にも挨拶しよう。
?
「ねぇ!君って有名な凄い選手なんだよね!」
背の高い性格明るそうな男子が、話しかけてきた。
?=犬岡
「俺、犬岡走、1年!」
暦
「よろしく。走って呼んでもいい?」
犬岡
「勿論!よろしく暦!(ニカッ」