第27章 デンジャラスデイ
武田
「じゃあ、僕は飲み物を買って来ますから、後の事は君達にお願いしますね。鳴宮さんの指示と、レシピを参考にしてください」
田中/西谷
「お任せくださいッ‼︎」
武田先生は、100%の信頼を抱きながら食堂から去って行った。
私の頭にエマージェンシーコールが鳴り響く。
先輩達に火を扱わせてはいけない。
先輩達に刃物を扱わせてはいけない。
西谷
「暦!早速指示をくれ!」
田中
「なんでも言えよ!」
さて、どうしたものか…
暦
「…じゃあ、先ずは米研ぎをお願いします。量が多いので、2人で…」
田中
「わかった!」
暦
「詳しくは、武田先生のレシピがあるので、それに従ってください。わからない事があれば、“必ず”私に聞いてくださいね」
西谷
「おう!」