第27章 デンジャラスデイ
清水
「いえ、大丈夫なので」
暦
「潔子先輩!熱中症を甘く見ちゃダメですよ!今無理をしたら、明日動けなくなっちゃうかもしれませんし!」
明日は、音駒との練習試合…
暦
「明日の方が、潔子先輩にとってもチームにとっても、今日より大切な日ですよね?」
武田
「そうです。明日、いつもの元気な清水さんに、今日の分まで頑張ってもらいますから」
潔子先輩は、少し考えた後、武田先生に軽く頭を下げた。
清水
「あと、お願いします」
武田
「はい(ニコッ」
暦
「潔子先輩、熱中症には冷却と水分補給が必須です。あ、でも冷たい物を摂りすぎると胃痙攣を起こす危険も…」
清水
「ありがとう、でも大丈夫だから」
ふわあああ!ありがとうって言われたー!
清水
「あと、よろしくね?」
暦
「ハイ!(ニコッ」
潔子先輩の分も、頑張るぞー‼︎