第16章 小さくて大きな人

お、今度こそ当たる！


─と思ったけど…


キュッ


日向/影山/暦
「⁉︎」


ドッ


いきなり現れた、1人の男子に阻まれてた。


日向
（…俺のレシーブと、音が違う）


あれ…西谷さん⁉︎


トーーーー…ン


レシーブされたボールが、セッターの居る位置に落ちた。


あのジャンプサーブの、勢いと回転を殺した…


流石西谷さん！完璧なサーブレシーブだ‼︎


西谷
「おおーっ、すっげえサーブじゃねーか。すげえ奴が入って来たな」


翔陽と飛雄は、西谷さんにポカーーンとしてる。