第16章 小さくて大きな人
─翌日昼休憩
日直だからという理由で、先生にノート集めを頼まれてしまった。
特別重たい訳じゃないけど、積むと高さが…
ま、慎重に持って行けば大丈夫か。
山口
「手伝おうか?」
忠が、手伝いを申し出てくれた。
暦
「ありがと。でも大して重くないし、大丈夫だよ」
山口
「本当に大丈夫?」
暦
「平気平気。私、力ある方だし!」
忠は優しいな〜♪
月島
「早く運べば?」
暦
「イラッ)わかってるわ!」
蛍は優しくないな!
申し出どころか、心配すらしてくれない…
別に期待してなかったけどね。