第3章 騒がしい初日
澤村先輩が、体育館から日向君と影山君を閉め出してしまった。
暦
「澤村先輩って、怒ると恐いんですね…」
菅原
「うん…だから、怒らせないようにな」
澤村先輩は怒らせたらダメ、覚えとこ。
日向
「いっ、入れて下さいっ、バレーやらして下さいっ!おれ、影山ともちゃんとな…仲良くっ、仲良くしますからああああ(うわあああぁ」
体育館の外からは、日向君の必死な声が聞こえる。
田中
「あーあ(笑」
菅原
「いいのかよ、大地。貴重な部員だろ?ていうか、〝チーム〟とかって徐々になってくモンだろォ」
澤村
「わかってる!が‼︎」
まぁ、2人共勝手過ぎたし…
影山
「おい、ちょっとどけ‼︎(ドンッ」
日向
「あたっ、何すんだよっ、今おれが話して(影山「主将‼︎すみませんでした‼︎部活に参(日向「おれが先に話し(影山「うるせぇっ」
ドガシャーン
田中
「(笑」
澤村/菅原
「………」