第15章 白色のジャージ
暦
「ありがと、国見君」
国見
「クセなの?敬語」
暦
「うん。それに、立場的にマネは選手に敬語かなって」
国見
「ふーん」
その時、
?
「♪フンフンフ〜〜ン♪フンフフ〜ン♪」
反対の廊下から、翔陽がスキップしながらやって来た。
?=日向
「べんべんじょべーん♪べんじょべーん♪俺はっだぁれ〜♬エースッになる男〜〜〜♪あ"っ⁉︎」
歌いながらトイレの方へ曲がったと思ったら、ささっと数歩戻った。
翔陽は、私達に気付いてない。
国見/暦
「………」
暦
「…じゃ、私もう戻るね」
国見
「うん…」
なんとも言えない空気になり、私は国見君と別れ外に向かった。
まぁ、選手2人と知り合えたし、良い人達だったし、いっかな!