第2章 出会い
澤村
「だが、お前ら─」
影山
「お前がちゃんとやらないからだ、へたくそ。何が〝去年とは違う〟だ、フザケんな。期待して損した、クソが」
日向
「Σいちいち一言余計だなっ」
コ・イ・ツ・ら〜…‼︎
暦
「いい加減にしろっ‼︎」
全
「!」
私は、2人を思いっ切り睨み付けた。
日向
「えっ、え、鳴宮…⁉︎」
暦
「10分と大人しく出来ないの?まだ、中学生気分が抜けてないの?中学生どころか小学生でも出来る事なのにさ!」
影山
「なんだと…(ギロッ」
暦
「睨んだって怖くないからね?他人の、ましてや先輩の!話も真面に聞けないクセに、何か言い返せる⁉︎」
影山
「!…」
やっと黙ったか。
澤村
「ありがとな、鳴宮」
暦
「いえ、どうぞ続けてください」