第14章 大王様降臨
〜暦 side〜
体育館に着いた時、
ピピーーッ
第2セットが終わった。
暦
「あ、セット取り返してる。良かった〜!」
早く、ベンチに戻ろう!
女子達
「キャー♡及川さ〜〜ん‼︎」
女子達の歓声…“及川さん”…?
?
「アララッ、1セット取られちゃったんですか!」
いきなり、頭に重量を感じた。
そして、肩と腹には腕が回されていて…
つまり、さっきのイケメンさんに背後から抱きすくめられ、頭に顎を乗せられてる。
女子達
「Σキャー⁉︎」
暦
「////な、な、な」
?=及川
「暦ちゃん、烏野だったんだね。俺、青城主将の及川徹、よろしく」