第52章 大事なこと
次の日の朝、
暦
「行ってきまーす!」
梢
「んー…いってらー…」
梢の眠たげな声を聞きながら、私は家を出た。
朝練の為に早く出るのは、数日振り…
だからいつもより張り切って、軽く走って学校に向かった。
数分後───
暦
「嘘でしょ…」
日向
「暦ー!はよーっ‼︎」
影山
「声でけえよ日向!時間考えろ」
学校着いて、部室向かったら…既に翔陽と飛雄が居た。
暦
「早く出たつもりだったんだけど…」
一番着じゃなかったショック。
暦
「おはよ、早いね二人とも。あれでしょ、また競争しながら来たんでしょ」
日向/影山
「(ギクッ」