第4章 光と影(居酒屋)
「なぁ、黒子質問いいか?」
黒子は丁度だし巻き玉子を食べようとして居たが火神に止められだし巻き玉子を受け皿に戻し少しムッっとしながら答えた
「…何ですか?火神くん」
「確か式と黒子って別の小学校だったんだよな?」
「はい、荻原くんと式さんは別の小学校ですよ」
「式と黒子のそのかくれんぼで見つけた後かなり遅くに帰ったんじゃねぇのか?」
黒子は受け皿に置いて居た、だし巻き玉子を少し食べ答えた
「式さんを家まで送りましたよ、ちゃんと
遅くなってしまいましたし、親に心配掛けてしまいましたが」
「そりゃそうだろな…つかよ、その時荻原とお前会ったりはしなかったのかよ?」
黒子は少し考え思い出し終えてからこう答えた
「荻原くんはその時風邪で寝込んで居たそうなので僕と荻原くんは出会ってません」
「式と黒子が仲良くなった後に荻原と出会うっつうのは軽く荻原の奴複雑じゃねぇか…」
「気のせいですよ火神くん」
《この声は⁉︎黒子っちが居るッスよ青峰っち》
《隣りの部屋にテツが居んのか?黄瀬嘘付いたら何か奢れよ》
《何でそうなるんッスか⁉︎》
《黄瀬五月蝿いのだよ》
《赤ちん〜これ頼んで良い〜?》
《あぁ、頼んでいいぞ紫原
隣りに黒子と火神が居るのなら相席にしてもらうようにして貰おうか》
「…」
「…」