第6章 荻原くんとの出会いと別れ(小5〜小6)
その話しをした荻原くんは僕に
「黒子いきなりだけどさ、式の事頼むな
俺がもっと式を外に出せば良かったんだけど、黒子お前じゃないとダメみたいだからな」
笑顔で言った荻原くんはきっと一番辛かったと思います、双子の片割れが居ないと言うのは…
「僕は式さんの事分かって居なかったんですよ
いつも僕に笑顔で誘ってくれて」
「大丈夫だって、黒子
式の事は此れから色々分かって行けばいいんだ」
「はい…」
「そんな顔するなって式が不安がるだろ?
なぁ、黒子二つ約束しょうぜ」
っと荻原くんは小指を出しました
「はい」
っと言い僕は小指を出して小指を絡ませました。
「一つ目は式に変な虫が付かない様にする事
二つ目は俺達お互い中学校バスケ部に入って、いつか試合で戦おうぜ」
「はい、分かりました荻原くん約束です」
「次会う時は敵同士だけど手加減しねぇからな黒子」
「はい、僕も負けません
それと式さんを守りますから変な虫が来たら闇討ちさせます」
色々話した後僕等は最後の別れをしました。
家に帰ると式さんは明日から一緒に住むのだと聞きました
此れが僕と荻原くんとの出会いと別れ、式さんの新たな生活の始まりです。