• テキストサイズ

The Way【黒子のバスケ】

第1章 はじまり


小学生の時も、中学生の時も、バスケ部に入りほかの誰よりもたくさん練習していた。
本当に努力していたのをマネージャーであり幼馴染みであるわたしは一応知っているつもりだ。


最後の全中が終わるまでは。


「和成がまだバスケするって知ってすごい安心した。」


和成に向けてにっこり笑ってみせた。
和成も笑顔で返してくれる。

「当たり前だろ、まだバスケ大好きだし!」

そう言ってくれて心底ホッとした。
中学校最後の大会、最後の相手にあんなにボロボロに負けて、チームメイトとも色々あって、バスケを嫌いになってしまったのではないかと心配していた。
帰り道、1人泣いていたところも見てしまったし。


「心結もバスケ好きだろ?」

「当たり前!」





そう言って迎えた春。
私は無事第一希望に合格し秀徳高校に入学した。

/ 344ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp