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The Way【黒子のバスケ】
第16章 ユラユラ
「夢!!!!!危ない!!!!!!」
「……え………?」
驚くほど大きな高尾の声に、一度立ち止まって横を見ると、そこには大きなクラクションと共に直前に迫ったトラックがあった。
何も考えられなかったはずなのに、その途端に今までのことが走馬灯のように駆け巡った。
どうすることもできなくて、反射的に目を瞑る。
その瞬間に浮かんだのは高尾の笑顔だった。
あぁ、わたしは、
「夢!!!!!!」
もう、
バンッ
身体に大きな衝撃が走った。
高尾くん
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