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The Way【黒子のバスケ】

第14章 Beat



毎日顔を合わせているのに、やはりこんな関係になると意識してしまうもので、少し恥ずかしい。


付き合うことになりました。


って、本当は高尾や夢に伝えるべきなんだろうけど気恥ずかしくてまだ言えていない。
でも今まで相談していたのに結果を報告しないのは薄情な気がするし、いつも一緒にいる身近な人だからこそちゃんと知ってほしい。


真ちゃんはもう誰かに言ったのかな?



そう思って、学校で聞いてみたら「まだ誰にも言っていない」と言っていた。



「…和成と夢には報告しておきたいなぁ」


「……そうだな。」


高尾の名前を出すと少し、不機嫌そうな顔になる緑間。


「なんでそんな嫌そうな顔するの」


「……高尾のことだ、またうるさくからかってくるにきまっているのだよ」


「たしかに、それはあるかも笑」


いつもからかわれて、実に不機嫌そうな顔をする緑間を想像すると思わず笑えてくる。


「とりあえず、近いうちに言うのだよ。」


「うん!」


でも今は反対にそれが幸せな気がして心結は笑った。




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