第5章 勘九郎組
山近くにある大きな格式高いお屋敷。
柱にかけられた木製の名札には『勘九郎』と彫られていた。どこか近寄りがたい雰囲気だ
日紫鬼「ぅーわ;嫌だなァ…やっぱやめようかな、妖艶坐嬢;」
妖艶『何を怖気づく。妖怪を斬ったりしてる奴がヤクザを怖がるとは笑える話だな』
日紫鬼「お前本当腹立つ」
?「おい、お前なに一人で話してんだ?」
後ろからの声にギクリと体が硬直した
ゆっくり振り返るとスキンヘッドの強面の男が二人いた
ヤクザ1「ココに何の用だ?あぁ?」
ヤクザ2「どこだかわかってんのか?テメェ」
日紫鬼「ぁぁ〜;(最悪…)」