第3章 美咲の身体
『ハァ……ハァ……ハァ…』
((こんな何十回もシたの初めてだわ…
それでも、まだ俺の身体は美咲を求めている
「美咲……」
美咲の首筋から胸元まで特別な口づけをする
「今日から美咲は…俺のもの……」
*****
意識がハッキリしてきたのは夜の9時
木曜日。お父さんとお母さんが帰って来る時間は10時か11時。
いつも私が寝ている部屋が今日はいつもと違う雰囲気を漂わせている
《ガチャ
「美咲ー、今帰……」
『修也………』
「っっ……!な、なんだよ!その格好……」
『別に……』
言い訳なんて思いつかない
全裸だし。身体の所々に白い液体がついているし。
それに
私の部屋には変な臭いが___
「………奈津だろ…」
『……』
「奈津に……犯されたんだろっ…!?」
『修也…落ち着いて……』
「落ち着く?そんなの無理に決まってるだろ…!
確かに俺も…美咲を襲おうとした…!
でも、それを止めたのは奈津だ!
その奈津が美咲を襲うだなんてっっ…
理不尽だし…美咲も可哀想だ…!!」
『ハァ……どうせ修也も私を犯したかったんでしょ?』
修也の横を通り、とりあえずお風呂へ____
*****
《シャァーー……
シャワーを体にずっと当て続ける
((奈津と私が……?
脳が出来事について行けなくて頭がグルグルする
((もう考えることを辞めよう……
私は奈津とヤってしまった。以上。
キュッとシャワーを止める
『……………』
((いやいやいやいや、ありえない、ありえない、ありえない!
大嫌いな奈津に初めてを奪われた挙句。何回も何回もっ………屈辱!!
頭を抱えながら私はその繰り返し