第6章 お届けもの
北山:「んじゃ、そろそろオレらも帰るかな?」
なんとか愛子ちゃんを運んだ4人が、だいぶ経って戻って来たのを見て、北山くんがグラスを置いて言った。
宮田:「すんげぇ力でさ!なかなか離してもらえなかった!」
玉森:「寝言で、オレらの名前呼んでくれてて可愛いかったわ♪」
菜穂:「朝起きたら伝えるね(笑)」
横尾:「てか、こっちも寝てんだよね…」
由実ちゃんが横尾くんに膝枕してもらって寝てる。
依公子:「運びますから、静かに立って下さい…」
横尾:「イヤ、運ぶよ?」
ソファに1度下ろした由実ちゃんをお姫様抱っこした横尾くんに、
菜穂:「すいません、じゃ、こっちに…」
菜穂ちゃんが、横尾くんを案内した。